テンピュールの枕やマットレス、クッションなどは洗濯できないのかな?と疑問に思われている方は多いでしょう。
汚れがついてしまったり、汗やよだれが染み込んでしまったりと、何かと本体を丸洗いしたくなりますよね。
ただ、結論から言うとテンピュール素材の枕やマットレスは水洗いできません(^^;)
え、どうして?
汚れ落としたい場合はどうしたらいいの?
と思ってしまいますよね。
そこで今回は、テンピュールが丸洗いできない理由と、どうしてもついた汚れを落としたい時の対処法をお伝えします。
テンピュールは洗濯できる?できない?
テンピュール素材が使われているものとして、以下のものがありますよね。
- マットレス
- 枕
- スリッパ
- クッション
- アイマスク
そして、残念ながら全て洗濯することはできません(^^;)
なぜなら、テンピュール素材は水に弱いからです。
もしも無理やりにでも洗濯機に入れたり、手洗いで洗ってしまったりすると、
- 中身の素材がボロボロになる
- 寿命がかなり短くなる
- 場合によっては使えなくなる
などの事態が起こります。
だから、洗濯・水洗いはしないようにしましょう。
もちろん、テンピュールのカバーなら洗うことができます。洗濯タグの表示があると思うので、それに従って洗濯するといいでしょう。
ちなみに公式サイトでは、以下のように書かれていました。
洗濯の他にも、
- ドライクリーニング
- アイロン
- タンブル乾燥
などもできないと書いてあります。
また、その他にも「水気は含ませてはいけない」ということが書いてありました。
水を含ませると、テンピュール素材はなかなか乾きません。
結果的にカビが生えてしまうことも考えられるので、やはり水洗いは控えた方がいいでしょう。
どうしてもテンピュールを洗いたい場合の水洗い・洗濯方法は?
とはいっても、テンピュールの枕やマットレス、クッション、アイマスクなどの本体が汚れてしまうことは十分ありますよね。
- 寝汗
- よだれ
- コーヒーなどをこぼしてしまった
- 子どもがおねしょしてしまった
様々な理由から、どうしてもテンピュールを洗いたい!と思われる方は多いでしょう。
枕で言えば、イージークリーンピローのみ洗濯可能なのですが、それ以外のテンピュールは洗うことはできません。
マットレスもアイマスクもクッションもです。
他のサイトではテンピュールの枕を洗ったということが書かれていたりしましたが、「だいぶ寿命が短くなったのでは?」「寝心地変わったんじゃない?」とかなり疑問に思っています。
しかし、もしも汚れを落としたいのであれば、以下の方法があります。
それは、水で濡らしたタオルを固く絞って、そのタオルで優しくふくという方法です。
その際に、中性洗剤を染み込ませても大丈夫です。
あまりテンピュール素材を濡らさないようにして、汚れを拭き取るようにしましょう。
そして、軽く拭き取った後は風通しの良い場所で陰干しをしてください。
そして、すぐに乾かしましょう。
ちなみにテンピュール素材は陽の光に弱いので天日干しもダメです。
また、もしもテンピュールの匂いをどうにかしたいのであれば、ファブリーズで除菌もOKです。
ただし、あまり水がふきかからないように遠くからファブリーズをかけるなどしましょうね。
最後に、「テンピュールをクリーニングに出して洗えないか?」という疑問を持っている方もいると思うので、お伝えします。
ただ、残念ながらクリーニングでもテンピュール素材は洗えません。
やはり、どうしても水に弱い素材のテンピュールは、プロの手だろうのどうにもなりません。
洗濯ができなくてもテンピュールを利用するメリットはある!
先ほど、テンピュールの素材は「洗濯できない」とご紹介しましたが、もちろんテンピュールを利用するメリットはあります。
テンピュールを利用するメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- 寝心地が良い
- 寿命が長い
- 他の低反発素材と比較すると通気性が良い
これからは、それぞれのメリットについて詳しくご紹介していきます。
①寝心地が良い
テンピュールを利用する最大のメリットは、寝心地の良さです。
なぜなら、テンピュールのマットレスは2層構造だからです。
テンピュールのマットレスは、1層目が低反発、2層目が高反発であり、フィット感と寝返りのしやすさを併せ持っています。
また、テンピュールの枕は、NASAが開発した低反発素材を用いて作られています。
そのため、首元を優しく包み込むような感触があり、さらに快適な睡眠を楽しむことができるのです。
もし一般的なマットレスを使ってしまうと、人間の身体には凹凸があることから腰や肩など床に接している部分が圧迫されてしまいます。
その結果、腰痛の原因にもなりかねないので、テンピュール製品をオススメします。
②寿命が長い
テンピュールのマットレスの寿命は、10年ほどだと言われます。
なぜなら、テンピュールのマットレスには、復元性が高い素材が使われているからです。
実は、低反発のマットレスの寿命は素材の品質によって大きく変わると言われており、低価格のマットレスであれば2,3年で劣化してしまう場合もあります。
また、テンピュールはマットレスによって2~10年の保証期間もあるので、安心して使えるのです。
そのため、テンピュールのマットレスは一度購入したら、しばらく、マットレスを購入する必要がありません。
ちなみに、テンピュールの枕の寿命は、3年ほどと言われるため、3年過ぎたら買い替えることをオススメします。
③他の低反発素材と比較すると通気性が良い
テンピュール素材は、他の低反発素材と比較すると通気性が良いと言われます。
なぜなら、テンピュール素材には、全ての細胞に穴が開いた構造になっているからです。
ただ、テンピュール素材は密度が高いということもあり、抜群に通気性がいいわけではなく、あくまで他の低反発素材と比較すると通気性が良いということなので「以前、低反発素材のマットレスを使ってた!」という人がいたら、比較してみるのも面白いと思います。
洗濯できない以外のテンピュールを利用するデメリット
テンピュールを利用するデメリットは、以下の2つが挙げられます。
- 値段が高い
- 気温の影響を受ける
これからは、それぞれのデメリットについて、詳しくご紹介していきます。
①値段が高い
テンピュールのマットレスや枕の値段は、正直高いです。
一番人気なマットレス製品では、20万円以上かかりますし、その他の製品でも10万円以上かかる製品が多いです。
マットレスのみならず、枕でも数万円かかるため、テンピュールの製品を買うのにも気が引けてしまう人も多いと思います。
しかし、テンピュールの公式通販サイトでは、定期的にセールが行われていることもあり、比較的安く購入できるためオススメです。
また、先ほど紹介したようにテンピュールは寿命が長く、保証期間も2~10年ぐらいあるため、安心して快適に眠りたい人には、テンピュールの製品をオススメします。
【テンピュール公式サイト】マットレス、ピロー(枕)、ベッド (tempur.com)
②気温が影響を受ける
テンピュール素材は、熱によって硬さが変化する素材です。
そのため、夏などの暑い時期には、素材が柔らかくなってしまうので逆に圧ぐるしくなってしまう人もいるかもしれません。
一方で、冬などの寒い時期には、テンピュール素材が固くなってしまい、良さであるフィット感を得るためにはかなり時間がかかってしまうかもしれないのです。
ですので、寝室の気温が低いのであれば柔らかめの素材を買うなど寝室の気温によって購入する素材を変えてみることがオススメです。
日頃から予防しておこう
テンピュール素材は洗うことができません。
だから、日頃から汚れがつかないように予防して使うことが大切です。
具体的には、マットレスであればシーツカバーをつけて、さらにその上にマットレスパッドを敷いたりします。
そうすることで、寝汗もテンピュール本体に染み込みにくくなりますし、万が一コーヒーなどをこぼしてもマットレスパッドが汚れるだけになります。
また、枕やクッションであれば、2重にカバーをつけたいですね。
よだれや汗が染み込んだとしても、カバーを洗えば大丈夫!という状態にするといいでしょう。
上記のように、テンピュール素材は日頃から汚れないように予防して使っていきましょうね!
ちなみに、以下の記事でテンピュールのマットレスの口コミを紹介しています。
購入を考えている方は読んでおくと安心です。
悪評もありますからね。
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