マットレスと敷布団の違いって何なの?と思ったことはありませんか?
新しく寝具を買おうと思った時に、どっちがおすすめなのか気になりますよね。
敷布団を選ぶか、マットレスを選ぶかで使い方や寝心地などが違ったり、それぞれメリットやデメリットがあります。
というわけで今回は、
- 敷布団とマットレスの3つの違い
- それぞれのメリット・デメリット
- 使い方について
を紹介いたします。
どちらがおすすめと言えるのか、迷ってる方は必見です!
マットレスと敷布団の3つの違い
マットレスと敷布団といっても、以下のように分かれています。
- ベッドマットレス(厚み15cm以上)
- マットレス(厚み7cm~10cm)
- 敷布団(厚み3cm~8cm)
ベッドマットレスは、一度セットしたら基本的に動かしません。
マットレスであれば、厚みがそこまでないので敷布団のように折り曲げてフローリングに使うこともできますし、もちろんベッドとしても使えます。
敷布団は、フローリング・畳などに直置きして使う感じです。
さて、ベッドマットレス・マットレス・敷布団の違いは大きく分けて以下の3つになります。
- 片付けやすさ
- 価格の違い
- 寝心地の違い
詳しく説明します。
片付けやすさの違い
まず、ベッドマットレスであればずっとベッドフレームに設置したままで、基本的に動かしません。
だから、部屋は広く使えません。
それに対して、厚みの薄いマットレスや敷布団は3つに折り曲げて使うことができます。
昼間は押入れに収納したり、部屋の隅にたたんで置けるので、 その分部屋を広く使えます。
部屋を広く使えるのか使えないのかという違いがあるでしょう。
価格の違い
ベッドマットレスは、基本的に敷布団と比べて価格は高いです。
かなり安いベッドマットレスでも10000円は超えますし、4~5万が相場で、高いものであれば10~40万円くらいしますからね。
それに対して敷布団やそこまで厚みのないマットレスであれば、高くても10万円はいかないことが多いです。
1~5万円以内で買えるようになっているので、かなりリーズナブルです。
ニトリなんかで買えば5千円くらいで買えますからね(^^;)
ベッドマットレスと敷布団の大きな違いとして、価格の安さがあげられます。
寝心地の違い
- ベッドマットレス…硬めでコイルによる反発力がすごい
- マットレス…コイルがないぶん、柔らかい寝心地だが反発力はしっかりある
- 敷布団…そこまで反発力があるわけではないが、ふつうに眠れる
それぞれの違いとして、上記のような特徴があげられます。
ほとんどのベッドマットレスはコイル(バネ)があって、体が支えられるので沈み込みません。
ギーギー音が聞こえてくる場合が多いですし、コイルのゴツゴツ感を感じるなどのデメリットはありますね。
それに対して、コイルがないマットレスは柔らかいけど反発力はしっかりあり、ちょうど良い心地よさで眠れます。
コイルのゴツゴツ感・ギーギー音に悩まされることはなく、寝返りも打ちやすいので眠りやすいと評判です。
そして敷布団は、反発力についてはあまり期待できません。
硬い寝心地というわけではありませんが、どうしても厚みがそこまでないので、床を感じてしまって硬い…という口コミはありますね。
ベッドマットレスや敷布団は、寝心地が大きく違うので、自分に合ったものを選びましょう。
それぞれのメリットとデメリット!
敷布団とベッドマットレス(厚み15cm以上)・普通のマットレス(厚み7~10cm程度)のどれが自分に合っているのか分からない方は多いかと思います。
そこで、それぞれのメリットやデメリットをお伝えします。
三種類の寝具のうち、どれが自分に合っているのかを選んでみてください。
ベッドマットレスのメリット・デメリット
ベッドマットレスのメリットは以下になります。
- 耐久性が高い
- スプリング式は洗ってもらうこともできる
- お手入れの手間が少ない
やはり、ベッドの中にスプリング(コイル)が入っていることから、なかなかマットレスがへたることはありません。
敷布団だと、安いものであれば1年くらい使えば腰の部分がへこんできたりします。
しかし、ベッドマットレスは鉄のコイルが入っているので比較的へこんだりはしません。
また、専用の業者に頼めばベッドマットレスは洗ってもらえたりもします。
敷布団でも洗ってもらえたりはしますが、素材によってはダメなものがあります。
その点、ベッドマットレスは丸ごとマットレスを洗えたりするので、大きなメリットでしょう。
そして、お手入れやメンテナンスがあまりいらない点も大きなメリットです。
敷布団であれば、定期的に外で干さないと湿気がたまってしまいます。
そして、湿気がたまるとダニが住み着いたりカビが生えたりなどの事態がおこります。
しかし、ベッドマットレスは通常であれば中にコイルが入っていて、通気性はかなりよく、湿気もたまりにくくなっています。
基本的にベッドフレームにセットしたまま、マットレスを干したりすることもないのでメンテナンスの必要がなくて楽です。
時間に追われている社会人の方や、手入れが面倒だと感じる方にとってはベッドマットレスがおすすめできますね!
ただ、もちろんベッドマットレスにもデメリットはあるので、きちんと理解した上で使用した方がいいです。
ベッドマットレスのデメリットは以下の6つになります。
- 費用が高い
- ベッドフレームも買わなければならない
- 処分にかかる費用が高く、大変
- 手入れはしにくい
- 場所をとる
- コイルのゴツゴツ感がある
ベッドマットレスは基本的に価格は高く、1万円をきるものはないです。(もしもあったら素材に難があるでしょう)
敷布団と比べて手軽に買える値段ではないので、価格の高さはデメリットでしょう。
3万円、4万円を超えることは普通です。
そして、ベッドマットレスは一度買ってしまうと、万が一寝心地が悪かったりしても返品できないですし、簡単に捨てられません。
そして、ベッドマットレスを置くのにベッドフレームも必要ですから、その分もお金がかかりますし、大きいので処分が大変です。
関連記事:脚付きマットレスの処分・廃棄方法!6つの捨て方や引き取りを解説!
また、万が一ベッドマットレスを汚してしまったとしても、メンテナンスがしにくいといったデメリットがあります。
敷布団ならば、簡単に洗って外に干したりできますが、ベッドマットレスだと大きすぎてできません(^^;)
特にお子さんがいて、おねしょなどをする場合はベッドマットレスだと大変ですね。
また、敷布団であればたたんでどこかに簡単に移動できますが、ベッドマットレスはできません。
場所をとるといったデメリットがありますね。
特に一人暮らしで部屋が狭い場合、場所をとるベッドマットレスは大きなデメリットになってしまいます(^^;)
また、ベッドマットレスを長く使っていると、中のコイル(バネ)がさびてきて、ギーギーうるさくなったりします。
寝た時にゴツゴツ感があったりしますから、そこまで寝心地が良くないといったデメリットもありますね(^^;)
マットレスのメリット・デメリット
厚みがそこまでない(7~10cm程度)というのがベッドマットレスと、普通のマットレスの違いですね。
そして、マットレスであれば、以下のようなメリットがあります。
- フローリングに直置き可能
- 敷布団としても使える
- 移動させやすい
- 反発力・弾力性があって腰痛になりにくい
- へたりにくい
厚みのそこまでないマットレスは、基本的にコイルは使われていません。
そして、ベッドマットレスのように、折り曲げることはまず不可能な厚みでもありません。
だから、フローリングに直置きして敷布団のようにして使うことも可能です。
もちろん、ベッドフレームにおいてベッドマットレスのようにも使えます。
厚みがないといっても、底つき感があるわけでもなく、十分心地よい寝心地になるので安心です。
中の素材は反発力にすぐれ、へたりにくいといった特徴もあり、特に肩こりや腰痛に悩む方におすすめです。
マットレスに変えてから、かなり腰が軽くなった!なんて口コミもあるくらいですからね。
- 肩こりや腰痛に効果的
- 寝返りが打ちやすくて体に負担をかけない
- 疲れがしっかりとれる
- 朝までぐっすり眠れる
上記のようなメリットがあるので、実際に私はマットレスを使用しています。
もしも興味があれば、以下の記事でおすすめのメーカーのマットレスなんかを紹介しています。
ぐっすり眠れて腰痛対策にもなるマットレスを知ることができるので、参考にしてみてください。
⇒ぐっすり眠れる!安眠マットレスおすすめランキングTOP3!
ちなみに、マットレスのデメリットは以下になります。
- 敷きっぱなしにしてはいけない
- クリーニングは難しい
やはり、マットレスを部屋に敷きっぱなしにすると湿気がたまってダニやカビの問題につながります。
定期的に干したり、壁に立てかけて風にあてるなど、しっかりと手入れが必要です。
また、マットレスの素材にもよりますが、クリーニングなど、丸洗いすることは難しいです。
だから、普段から汚れなどがつかないようにシーツやマットレスパッドなんかを積極的に使っていきたいですね。
ただ、エアウィーヴのマットレスなんかは丸洗いできる素材だったりします。
通気性も抜群なので、興味のある方は以下の記事を読んでみるといいかもしれませんね。
敷布団のメリット・デメリット
敷布団を使うメリットは、以下のようになります。
- ベッドフレーム不要
- 処分が楽
- 部屋を広く使える
- 干しやすい
- 打ち直しで長期間使える
- 寝場所は変えられる
ベッドフレームは場所をとりますし、お金もかかりますよね。
しかし、敷布団ならフレームは不要なので、部屋を広く使えますし、コストも抑えられます。
特に敷布団の大きなメリットとして、部屋が狭くならないといった点があげられますね。
昼間はたたんで押入れに収納しておけば、めいっぱい部屋の広さを味わえます。
また、ベッドマットレスのように大きくないので処分も楽で、簡単に捨てられます。
移動も楽なので、引っ越しなどもしやすいですね!
寝場所も手軽に変えられます。
簡単にベランダに干せるので湿気対策も簡単にできますし、ダニやカビの発生も比較的防ぎやすいです。
ただ、敷布団には以下のデメリットがあります。
- 手入れをしないと湿気がたまりやすい
- 弾力性にかける
- 腰痛には不向き
- 床のゴミやホコリが入る
やはり、敷布団は手入れを怠って床や畳に敷きっぱなしにすると、湿気がたまりやすいです。
コイルが入っているベッドマットレスなどであれば、通気性が良いので湿気はたまりにくいです。
ただ、敷布団はコイルやバネなどの空洞部分があるわけではないので、きちんと干さないと湿気がたまり、カビやダニの問題を引き起こします。
また、ベッドマットレスや普通のマットレスのように、ポンポン跳ねるような感じではありません。
敷布団は体をしっかり支えてくれるほどの反発力もあるわけではないので、腰痛持ちの方にはおすすめしません。
やはり、理想的な寝姿勢をたもてるマットレスの方がおすすめと言えます。
さらには、敷布団はフローリングや畳に直接敷くので、床にあるホコリなどを吸いやすいです。
きちんと掃除をしているのであれば問題はありませんが、自分の体が床に近くなることを覚えておきましょう。
マットレスと敷布団の両用・併用はやめよう
たまに、マットレスと敷布団を併用して使っている方がいらっしゃいます。
ただ、これは基本的におすすめできません。
以下のように様々なデメリットがあるからです。
- カビが生えやすくなる
- ダニが住み着きやすくなる
- マットレスのメリットがなくなる
- 肩こりや腰痛に良くない
やはり、マットレスを敷いてその上に敷布団をおくと、湿気がたまりやすくなります。
しっかりと手入れをすることができればいいですが、マットレスと敷布団の間に湿気がたまり、カビやダニの繁殖につながってしまいます。
カビやダニは、ぜんそくやアレルギー・皮膚炎などを起こすおそれがあるので注意が必要です。
また、マットレスの上に敷布団を敷くことは、かなりもったいないです。
なぜなら、マットレスは肩こりや腰痛対策になるものが構造上多く作られているからです。
あまり体が沈みこまないように(変な寝姿勢にならないように)反発力を持たせているのです。
そのおかげで、マットレスで眠って腰痛が軽減した方もいらっしゃいます。
しかし、敷布団をマットレスの上に置いてしまうとその恩恵が受けられません。
寝心地は反発力のない敷布団の寝心地になってしまいます。
もちろん、肩こりや腰痛にいいわけでもありません。
というわけで、敷布団を使うなら敷布団だけ、マットレスを使うならマットレスだけを使うことがおすすめです。
湿気もたまりにくくなりますし、寝心地もその方が良くなりますからね。
まとめ!違いを考慮して使おう!
以上見てきたように、
- 敷布団
- ベッドマットレス
- マットレス
には様々な違いがあり、それぞれメリット・デメリットを持っています。
個人的には、厚みが10cmくらいのマットレスを使うのがいいかと思います。
ベッドフレームにおいても使えますし、敷布団としても使用可能ですからね。
しかも、敷布団やコイル式ベッドマットレスのように寝心地が悪くなるわけでもありません。
肩こりや腰痛対策としても使えるので、マットレスが一番いいかと思います。
とはいっても、マットレスは様々な種類があってどれを選んだらいいか分かりませんよね。
当サイトでは、おすすめのマットレスランキングを紹介しているのでよんでみるといいかもしれません。
- 寝心地の良いマットレス
- 疲れがとれるマットレス
- 肩こりや腰痛の人におすすめできるマットレス
などがわかりますよ!
コメント