どうも、サイト運営者のよっつーこと、よつはしです。
今回はコラムみたいな感じで、私が過去に月100時間の残業を経験して、その時に感じたことをシェアしたいと思います。
先に言っておきますが、今は以前のようなつらい残業はしていないので、心身ともになんとか元気にやっています。
ただ、過去は本当に辛かったです。
私は過去に学生時代の友人と話していた時、
「残業100時間ってヤベェだろ!」
とドン引きされて、本気で「大丈夫か?」と心配されたことを覚えています。
その時に
「あー、残業100時間って、異常なんだ…」
と感じました。
私はそこの会社に新卒で入っていましたし、いつも同じ会社にいる人としか接しないので、
なんか100時間の残業があたりまえとか、常識であるかのように感じていたんですよね。
だけど、学生時代の友人と話して痛感しました。
自分の会社は異常なんだ…と。
ちなみに月に100時間というのは、
- 平日は毎日4時間残業(4h×20=80h)
- 土曜日も月に三回出社(8h×3=24h)
これで、時間外の労働時間は100時間を超えます。
ちなみに休みは月に5日しかありませんでした。
今思うと、本当にブラックだったなぁ(^^;)
あー、あの日々には戻りたくない…
月100時間の残業をして、私は一体どうなったのか
私はサラリーマン、プログラマをしていました。
ちなみに平日は朝9時から夜の22時まで仕事していたので、家に着くのは23時ごろでした。
で、こんな生活を続けていた結果、私は以下のような状態になっていました。
- なぜか、なかなか寝付けない
- 仕事のことばかり考えてしまい、心が休まらない
- 休日はアクティブになれない、楽しめない
- 好きな食べものですら美味しく感じない
- げっそり痩せる
- 絶対に寿命が短くなった
- 出世したくなくなった
- 給料は上がった
それぞれ詳しく解説していきましょう。
なぜか、なかなか寝付けない
- 夜23時に家に帰ってきて、
- 風呂に入って、
- 夕食食べて、
それで寝ようとするんですけど、なかなか寝られないんですよね。
仕事のしすぎで目がギンギンに冴えていますし、脳もフル回転状態が続いているんですよね。
パソコン使って12時間も頭動かし続けていたら、自分の脳みそが「リラックスするな!」みたいな感じで許してくれないんですよ。
で、なかなか寝付けなくて気づいたら深夜の2時になっている…とかは普通にありました。
布団には12時についたはずなのに。
しかも意味わからないのが、朝の4時に目覚めることです。
眠りが確実に浅くなってしまっているんですよ。
そういえば、この【驚愕】どんなに眠れなくても1分で眠れる方法とは?という記事に書いてあることを実践すれば、普通に寝れたのかな、笑
今はこの方法で、どんなに寝付けない日でも眠れるようになったからなぁ。
仕事のことばかり考えてしまい、心が休まらない
仕事が終わったあとも、なんか仕事のことばかり考えてしまうんですよね。
「オンとオフの切り替えが下手くそなんだおまえは!」
と言われたらそれまでなのですが(月100時間働いてみろや!と言ってやりたくなる)、オンオフの切り替えって難しいんですよ。
だって、日中はほとんど仕事しているわけなんですよ。
いきなりオフにはできませんよ。
ほんと、脳がずっと動いてしまってる感じ。
あと、なかなか眠れない理由の一つに「仕事のことばかり考えちゃう」ということがあったと思います。
「今日はこんなんだったなー」
「あそこをこうすればもっと効率良かったな」
「明日はああしよう」
こんな感じで頭が動いているのです。
結果的に睡眠時間は4時間になっていました。
この【衝撃】6時間以内の睡眠は徹夜するのと同じだった…!?という記事には、6時間睡眠ですら徹夜と同じと書かれていますが、
4時間睡眠ってww
となりますね。
休日はアクティブになれない、楽しめない
もう休みの日はグダッとしちゃいます。
朝から晩までずーっとパソコンカタカタしているせいで、基本的に疲れとだるさしかありません。
「遊ぼう!」
「どこか出かけよう!」
こんな気にはなりません。
休みの日はとにかく寝たいです。
(でもなかなか寝付けないというジレンマがある…)
プライベートなんかを楽しもうとも思えません。
好きな食べものですら美味しく感じない
私はカレーが好きだったり、寿司のマグロが好きだったりするのですが、月100時間残業していた時は、全然美味しく感じませんでした。
なんか、味があまりしなかったというか…
生きていくために仕方なく食料を体に入れているというか…
とにかく今みたいに「美味しいな(^^)」みたいにテンション上がることはありませんでした。
げっそり痩せる
ストレスをためると痩せるタイプと太るタイプがいると思います。
私は痩せるタイプだったみたいで、本当に体重が減りました。
学生時代の友達に久しぶりにあって、「おまえ痩せたなぁ!」と1番最初に言われたほどです。
あー、自分はそんなに見た目も変わっていたのかぁ…
と悲しくなりましたね。
絶対寿命が短くなった
これは、自分のカンです。
だけど、絶対に1年くらい、いやもっと?寿命が縮んだ気がします。
これに関しては反論は受け付けないです(笑)
出世したくなくなった
仕事先のチームリーダーは、死にそうになっている私よりもヤバい働き方をしていました。
なんか、仕事=命ってレベルで、とにかくエネルギーがすごいんです。
楽しそうにしているのでいいのですが、過労死するんじゃない?と心配でした。
私はこんなふうにはなりたくないな…というのが正直な感想です。
仕事を楽しむのはいいのですが、「こんなに働けねーよ…」といった感じです。
ちなみに、その上司に「そんな働き方ができてすごいです」みたいなことを言ったことがあるのですが、返答に驚きました。
「いや、俺も若い時は上司みたいな働き方はしたくないってめっちゃ思ってたんだよ。だけど気付いたらさ、こんなふうになってたんだよね。」
と。
いや、恐ろしすぎる。
むりむりむり。
こんなにも恐ろしい話って、本当にあるもんなんだな。
給料は上がった
あたりまえですが、100時間も残業していれば給料すごくなりますよ。
額面で25万増えた時もあったかな。
とんでもなくブラックな企業だったけど、残業代はもらえてよかった。
自分の人生を見つめなおした
月に100時間の残業をすると、やはり待っていたのが
「自分の人生と向き合った」
ということです。
- 自分は何のために生きているのか?
- 働くために生きているのか?
- 一生こんな生活でいいのか?
こんな自問自答が始まります。
ちなみに私は転職しました。
今の会社も少しブラック(グレー?)みたいな感じはしますが、残業100時間もしません。
よかったよかった。
ちなみに月100時間の残業って、過労死ライン超えてますからね。
私はアホだからその時は知らなかったけど。
本当に身をもって体感したことだから伝えたいのですが、
絶対に過重労働はしてはいけないです。
でも、私自身それを避けることができなかったので、かなり難しいことなのは事実です。
きっと、気づいたらそういう会社で働いてて、私のように月100時間くらい残業している人たちはいて、そういう企業は今でもたくさんあるのでしょうから。
そして最後に言いたいのですが、
とにかく
「これはヤバい…」
「こんな生活は嫌だ…」
こんなふうに思うのであれば、さっさと逃げるのがいいですよ。
探せば、今よりもいい生活ってたくさんありますから。
なんか月100時間の残業とかしていると、もう仕事のことしか考えられなくて「逃げる」という選択肢すら頭に浮かばなくなったりします。
心身が疲弊しきっていると、まともに考えられないのです。
「転職したいな…」
「いい会社があればな…」
なんて、少しでも思っているのであれば、はやめに行動してみるのがいいですよ。
おわり。
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